コラム ママのための読むクスリ

名づけ

2011年02月01日

 先日ある新聞の読者投稿の欄で、70歳代の女性が「古い荷物の中から自分の命名の書を見つけて...」というエピソードから、思いをつづった記事を読みました。名前をつけてくれた親の思い、自分が親となって、子どもに名前をつけたときの気持ち。時を越えて、思い思われる暖かさがしみじみと感じられる内容でした。
 
 その子を思う気持ちを込めた名前は、赤ちゃんへの最初のプレゼントですね。名づけに使える漢字は、常用漢字、人名漢字、旧字体字をあわせて約2900字があります。ひらがな、カタカナ、長音(―)、反復(々・ヾ)も使えるそうです。名前の読ませ方は基本的に自由ですが、読みやすさや、苗字とのバランスなど全体の響きも大切ですね。
 
 また、最近ではコンピューターを使って名前を入力することが主流になっていますから、変換できない漢字を使ってしまうと不便なことも多いものです。漢字選びの際は注意したほうがよいかもしれません。
 
 姓名判断にもさまざま流派がありますが、漢字の画数を基本にしたものが多いようです。漢字にはその成り立ちから大きな意味があって、中にはあまりよい意味を持っていないものもあります。印象や見栄えのよさだけで決めてしまうのではなく、命名辞典や漢字字典でも調べてみましょう。
 
 マスコミでも「赤ちゃんの名づけ、名前ランキング」の発表がありますが、インターネットのサイトでも現在流行の名前を知ることができます。人気の漢字、読み方の音など、名づけのヒントが豊富に紹介されています。キーワードやイメージなどから検索できるサイトもあります。例えば「優しいイメージ」や「さわやかなイメージ」と指定して探すこともできます。また、最近では国際社会に通じるように、外国人に呼びやすい読み方や、カタカナを使う傾向もあるようです。
 
 その子を育む大切な名前を決めるのは責任重大ですが、生まれてくる赤ちゃんを思い、いろいろと考えることは幸せな時間です。ゆっくり時間をかけ、大きくなったらなぜその名前をつけたのかなど、お話しするとよいですね。