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卒乳(断乳)するとき

2015年12月11日

 母乳は赤ちゃんの大切な栄養源で、母と子の絆とよくいわれます。そろそろお誕生日くらいになると卒乳が気になり始めますね。でも、1歳を過ぎても親子ともに何も困ったことがなければ、自然に飲まなくなるのを待ってよいのです。ただ、「母乳ばかり欲しがって、離乳食がうまく進まない」や「夜中に何回も起きて授乳するため、睡眠不足でママの疲れがとれない」、「育休明けで職場復帰するので授乳が難しい」といった場合には、「そろそろ卒乳を考えては?」とおすすめすることがあります。

 そんなとき、「母乳をやめると愛情不足になって子どもによくない影響があるのでは?」という卒乳への不安や、子どもに直接授乳できなくなる寂しさを感じて迷うママがたくさんいます。しかし、いつまでも母乳だけでは成長に必要な栄養はとれませんし、何よりママが健康でなければ育児はできません。ママと赤ちゃんにとって今、何が一番大切かをちょっと考えてみましょう。卒乳は決して悪いことではなく、赤ちゃんが子どもへ成長するひとつの段階ととらえてもよいのではないでしょうか。

 一般的に卒乳するには3~4日泣かせないと、大好きなおっぱいをあきらめてくれないことが多いといわれます。特に暑い時期や寒い時期を避け、母子ともに健康なときを選びましょう。大泣きする子どもの相手をするのは、ママにとってもつらいことですね。パパや家族と話し合い、入浴や抱っこ、気分転換などの協力を頼めるような、たとえば連休の前夜に始めるのがよいかもしれません。「卒乳すると嘘のように夜中に泣かなくなる」という先輩ママの話をよく聞きます。一度やると決めたら、強い決意と気持ちで臨みましょう。ママの愛情は、日常生活のさまざまな場面で十分伝わります。赤ちゃんとママがもう一段階ステップアップするために、勇気を出してトライしてみませんか?