お楽しみ とっておき 育児のコツ

  『災害時の備えをどうしていますか?』       アンケート結果より

2011年09月02日

 東日本大震災から6ヵ月が経とうとしています。震災以後、災害時の備えについて改めて考えたというご家庭は多いでしょう。エンゼル110番では、今年の5月から6月に電話をくださったママ70人に、災害時の備えについて、今回の体験をもとにお話を聞きました。「あって役に立ったもの」「なくて困ったもの」「震災後備えるようになったもの」などアンケートの結果をご紹介します。

Q1.震災前に備えはありましたか?
はい 33人(47%)     いいえ 37人(53%)
 震災前の備えについては、していた人としていなかった人の割合がほぼ半々という結果でした。具体的に備えていたものは、水(17人)、ミルク(14人)、紙おむつ(12人)、非常用持ち出し袋(8人)、トイレットペーパー(8人)、懐中電灯(7人)などがあがりました。食料の中には「今回開けたら賞味期限切れで役に立たなかった」「セットで購入していたが、今回初めて中身を見た」という声もあり、「いざという時に役立つ」備えの必要性を感じさせられました。

Q2.備えていてよかったものは何ですか?
 備えていてよかったものは、水(9人)、懐中電灯や乾電池(8人)、ミルク(5人)、紙おむつ(4人)の他、おしり拭き、生理用品、ソーラーのライト、カセットコンロがあがりました。備えがあったママの8割以上が、「備えていてよかった」と実感しています。

Q3.なくて困ったものはありましたか?
 70人中42人のママが「はい」と答えています。63%のママが「何かがなくて困った」という体験をしたようです。なくて困ったもので最も多かったのは水(25人)で、次いで紙おむつ(13人)、ベビーフード(4人)、おしり拭き(4人)、ミルク(4人)のほか、離乳食の食材、ヨーグルト、トイレットペーパーなどもなくて困ったものにあがりました。

Q4.今回の震災後、備えの見直しはしましたか?
  はい61人(87%)     いいえ9人(13%)
 震災後、多くのママが備えを見直したようです。具体的にどんなものを備えるようになったかを聞いたところ、グラフのような結果になりました。

 

 

備蓄.gif 

 水は特に備えが大切と考える家庭が増えたことがわかります。ペットボトルだけでなく、この機会にウォーターサーバーを注文した家庭も複数ありました。育児用としては、おしり拭きも「あってよかった」「なくて困った」ものの中にあげられ、これまでよりも多めにストックするという回答がありました。また、衣類や紙おむつなどは常に最適サイズを備えにくいものです。それでも避難する場合を考えて、「少量ずつ、下着とおむつと上着をセットにして持ち出し用バッグに入れている。無駄にならないように、消費しながら入れ替えたい」という備えのスタイルを話してくれたママもいました。


<今こそ家庭での適切な備えを考えましょう!>

 震災直後は被災地はもとより、他の地域でも流通が滞り、乾電池、納豆やヨーグルトなど、特定のものが不足する状況が続きました。被災地以外のママでも「水や紙おむつが足りている間も、スーパーなどの売り場になくなった時は不安に陥った」と心境を話してくれました。まさに多くのママが今回の震災で感じたことではないでしょうか。
 「いつでも物がある」「購入できる」ことは、決して当たり前ではないのです。まだ地域によって差がありますが、流通は平常に戻りつつあります。あらためて家族で話し合い、各家庭で必要なものをきちんと備える時期といえそうです。
 また、住んでいる地域の行政や、マンションなどの集合住宅の自治会でも、それぞれの取り組みで食料品や日用品などを備蓄しています。内容については広報やホームページなどで確認しておくとよいでしょう。ただし、こうした公的な支援は時間がかかることもありますから、それまでは家庭での備えが重要になってきます。一般的には「各家庭でも日頃から食糧や飲料水の3日分程度の備蓄を」といわれています。こういったことも参考に、家族の備えを用意してくださいね。
ホームページ「はぐくみ」の非常持ち出し袋も参考になさってください。