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赤ちゃんの視力

2018年05月25日

赤ちゃんの目はどのくらい見えているのでしょうか。生まれたばかりの新生児は、明るさしかわからないといわれています。視力はだいたい 0.01-0.02程度です。物を見るためには、目に写った像を視神経から脳に伝達し、脳がその情報をきちんと処理する必要があります。小さい赤ちゃんは、視神経や大脳の機能が未熟なため、まだぼんやりとしか見えません。毎日ママやパパの顔を見たり、お散歩で花木や歩いている人をながめたりしているうちに、少しずつ赤ちゃんの視力は発達していきます。

 1-2ヵ月頃:目の近くにある物、色のはっきりした物を見る
 3-4ヵ月頃:動くものをゆっくり目で追う 見たいものに視線を合わせる
 6ヵ月頃  :(視力0.05-0.1)物が立体的に見えるようになり視野も広がる
 1歳頃   :(視力0.2-0.3)物にピントを合わせる機能が整ってくる
 2歳頃   :(視力0.5-0.6)行動範囲が広がるとともに両目でものを見る機能が発達し、遠近感や立体感がわかる
 3歳頃   :約6割の子どもが視力0.8-1.0ぐらいに発達
 6歳頃   :大部分の子どもが大人と同じ視力を持つようになる
        遠近感覚や立体視といった両眼視機能の完成

ところで、赤ちゃんの視力はどのようにして測るのでしょうか。赤ちゃんに図が書いてあるものと、白紙のものとを同時に見せると、図の方を見ることを利用して、視力を測定する方法などがあります。乳幼児では、正確な視力を測定することは難しいのでいろいろな検査を総合して判断されます。検査方法としては次のようなものがあります。

<縦縞回転型>2ヵ月から縞模様が目の前で回転すると、人間の目は自然に縞模様を追って左右に動く。これは模様が見えていれば必ず起きる反応なので、生まれてすぐから検査ができる。

<縞のうちわ>2ヵ月から無地と縞の2つのうちわを重ね、だんだんずらして離していくと、自然に目は縞のほうを追う。細かい縞や太い縞、いろいろな縞を使い、縞の太さをどこまで認識できるかで、視力に換算することができる。

<ドットカード>1歳6ヵ月からうさぎやくまなどの顔に目だけ書いているカードを使用。目の大きさや位置が異なるカードを次々に見せ、「目はどこにあるかな?」と質問しながら検査する。指すことができたら、小さい目のカードを見せる。

<絵>2-3歳 3歳児健診で行うことが多い方法。絵柄を見せ、何の絵か答えさせる。

<ランドルト環>3歳以降大人と同じCのマークの開いている方向を答える。手元に同じ形を持ち、見えたものと同じ方向に回して示すこともある。

視力検査ができる年齢としては3歳以降ですが、検査に慣れていなかったり、検査室の雰囲気に怖がったりすると、3歳であっても検査ができないことはよくあります。また、上記の小さいお子さん向けの検査は信頼性が低く、参考程度と考えます。