生まれたときからずっとおとなしく乗っていたチャイルドシートですが、1歳になる少し前から急に嫌がり始めました。あばれて大泣きをするので、私一人で車に乗せて、スーパーなどに買い物に行くことができなくなってしまいました。(1歳1ヵ月)

チャイルドシートの着用が義務づけられてから、「赤ちゃんを車に乗せるときは、必ずチャイルドシート」はすっかり定着してきました。それでも1歳前後に、急にチャイルドシートを嫌がりだすことがあります。

何しろこの時期の赤ちゃんは拘束されることが大嫌い。ヘビーチェア、ベビーカー、スーパーのカートそしてチャイルドシートと、1ヵ所に固定されると、なにがなんでもそこからぬけ出ようと大騒ぎになります。

特に立ったり、歩いたりしはじめるとその傾向はますます強くなるようです。このように、自己主張の強まる時期に、再び機嫌よくチャイルドシートに乗せることは一苦労ですが、先輩ママ達の知恵を拝借。こんな乗り切り法を聞きました。

1.シートのカバーを大好きなアンパンマンの布地でつくったり、おもちゃのハンドルを取りつけたり、音の出る小物をつけたり、とにかく楽しく演出しました。

2.眠い、おなかがすいているという機嫌の悪くなりそうなときは乗せるのはやめて、機嫌の良いときに短時間だけ座らせるをしばらく続けたら、またおとなしく乗るようになりました。

3.しばらく私一人で車に乗せるのはあきらめました。パパが運転のときでも、シートには必ず座らせ、抱っこしないようにしました。そのかわり、歌を歌ったり、お気に入りのおもちゃで大サービスして、なんとかやり過ごしました。

1歳半以降、言葉の理解がすすんできたら、「ブーブーお出かけよ」とチャイルドシートに乗ると外出できることを言いきかせていきましょう。年齢があがるにつれて、また納得して座るようになってくれます。