1日の疲れを取ってリラックスできるはずのお風呂タイム。なのに毎回嫌がって大泣き!大声で泣かれると困ってしまいますよね。お湯が熱いわけでもなく、眠くもない時間なのになんでこんなに嫌がるの?!これってうちだけ?
 いえいえ、実はお風呂はママにとっても赤ちゃんにとってもひと仕事なんです。

<首がすわる前までの赤ちゃん>
 月齢が小さい赤ちゃんは体も小さく温まりやすいので、温度は低めにして長湯は避けましょう。タオル、沐浴布などを体にかけて入ると安心します。怖がらないようにしっかり、やさしくリラックスして抱っこしましょう。そしてゆっくりと湯船につかります。パパの大きな腕は安定感抜群なので、時間が合えばできるだけ一緒に入ってもらうとよいですね。

<首がすわってからの赤ちゃん>
 「お風呂は怖いところではなくて楽しいところ」とアピールすることも大切。歌を歌ったり、ジョーロを使った水遊びなど、お風呂ならではの遊びもたくさんあります。アヒルのおもちゃは万国共通の定番です。お風呂に浮かべて遊べます。

<おすわりできるようになってから>
 洗い場にマットを敷いたり、バスチェアに座らせて遊ばせることができるようになります。ただ、目を離さないよう安全には気をつけてくださいね。湯船の中でお風呂用の絵本を読んであげたり、気に入りそうなお風呂用おもちゃを用意したりするのもよいでしょう。

 いずれにせよ、お風呂を嫌がるのは一時的なことなので、無理強いはしないでください。 
 できるだけ短時間で済ませたり、時間帯を機嫌のよい時間にずらしたり、体をふくだけでもOK。一生お風呂嫌いなんてことはありません。少しずつリラックスタイムに変えていけるとよいですね。

 シャンプーを怖がる子のお話は、エンゼル110番のHP、Q&Aの「シャンプーが嫌い」をご覧ください。