エンゼル110番とは?
エンゼル110番は、森永乳業株式会社の委託を受けて株式会社森永乳業ビジネスサービスが運営しています。
エンゼル110番は、妊娠中から小学校入学前までのお子さまに関わる皆さまを対象とした、妊娠・育児に関する相談を電話でお受けする、無料の育児相談窓口です。
「子育て奮闘中のママたちのために何かお役に立てることはないか?」という思いから、1975年5月に開設し、2022年5月で47周年を迎えます。相談者は主にママですが、パパやおばあちゃん、おじいちゃんにも広くご利用いただいています。中には2世代にわたる利用もあり、47年間の相談件数は99.7万件(2022年4月)を超えました。
この47年間、子育てをとりまく環境はめまぐるしく変化してきました。
経済面では高度成長期に始まり、バブル崩壊、不況の時代、そして現在へと推移し、昨年からのコロナ禍を受けて、在宅勤務やテレワークの導入など働き方が多様化し、ママやパパの子育てへの取り組み方も変化してきています。
育児休暇を取得して一緒に子育てに関わるパパも増え、夫婦二人で子育てをする人たちがいる、その一方で、ママひとりに育児が集中する「ワンオペ育児」という言葉が出るなど、育児の二極化も見られます。
また、エンゼル110番では、看護学生など、将来、子育てを支える皆さまの研修も実施しています。いつの時代も子育ては試行錯誤の連続です。私たち相談員は、育児に関わる皆さまの抱えている不安・悩み・疑問を聴き、一人ひとりが自分なりに問題を解決できるようなサポートを心がけています。
これからもエンゼル110番は、育児に関わる皆さまが安心して子育てをするためのサポート・ネットワークの一つでありたいと考えています。
2021年 エンゼル110番 相談員一同
エンゼル110番47年のあゆみ.pdf