孫はトイレトレーニングの最中で、娘の話では少し長引いている様子です。夏休みに泊まりがけで我が家へやってくる予定ですが、どのように迎えたらよいでしょうか。孫や娘にしてあげられることはないでしょうか。(2歳8ヵ月)

トイレトレーニングは「焦らず、叱らず、できたら褒める」が大原則です。というのも、「おしっこがためられる、出そうな感覚がわかる、我慢してトイレで出せる」は、練習によってできるものではなく、膀胱周辺の筋肉や神経の発達によるものだからです。

トレーニングがうまくいっていないようであれば、しばらくお休みすることをすすめてもよいと思います。ママには少し気分転換をしてもらいましょう。
引き続きトレーニングをするようなら、ママが焦らず、叱らなくてすむような環境をととのえてあげましょう。

1.トイレの準備
子どもは怖いトイレには入りたくありません。暗い、臭いはダメ。明るく、楽しいトイレにしましょう。かわいいポスターを貼ったり、タオルやカバー、スリッパなどを子どもの好きなキャラクター入りのものに替えてみるのもよいでしょう。

2.おもらししても叱らないですむ工夫
家族みんなで打ち合わせをしておきましょう。ぬれて困る敷物などはしまっておきます。どうしても怒ってしまいそうになったら紙オムツを使うようにしましょう。

3.褒め方
「じぃじ」「ばぁば」のトイレを気に入ってくれたら褒めましょう。おしっこがパンツに出てしまっても教えてくれたら褒めましょう。おしっこが出そうだと教えてくれたら褒めましょう。トイレに座ったらほ褒めましょう。トイレでおしっこが出たら褒めましょう。そうそう、お風呂でおしっこをしてしまう子も多いですね。出てしまったら、「すごい!すっきりしたね!気持ちいいね!」と褒めましょう。「おしっこするのは気持ちいい」と思わせることが大事です。

お孫さんのトイレトレーニングがうまくいくとよいですね。