Q:よく手で顔をさわっています。気がつくと顔に赤いひっかき傷ができて困っています。顔をさわらないようにと赤ちゃんの手を押さえ続けるのは無理ですし、ミトンをはめてみても顔をこすって赤くなるのでやめました。手足の爪を切るのは、ケガをさせてしまいそうでドキドキします。うまく爪を切る方法はないですか? (0カ月)

A:薬局やネットなどで、赤ちゃん専用の爪切り用のはさみや爪やすりをいろいろ売っているので、自分で使いやすそうなものをさがしてみましょう。赤ちゃんの爪は、あっという間に伸びてきますから、爪が白くなっていないかチェックして、2~3日に1回ぐらいのペースで切ってください。

赤ちゃんの爪は小さく薄くて、誤って皮膚まで傷つけそうで、最初は緊張しますね。しかも赤ちゃんはよく動きます。はさみで深く切りすぎないように注意して切りましょう。
それでも爪切りが怖い、はさみが苦手なかたには、赤ちゃん用の爪やすりセットや電動式の爪やすりがおすすめです。少しずつ爪を削れるので、深爪になりにくく、爪先の皮膚を傷つけずに整えられます。ただ、爪やすりは時間がかかるかもしれません。
どちらにしても、一度に手足の爪を全部切ろうとせず、何回かに分けて切りましょう。ただし風呂上りは爪や皮膚が柔らかく、深爪しやすいので避けます。

赤ちゃんの爪は割れやすいので、一度で爪全体を切ろうとせず端から数回に分けて切り、できるだけ角を丸く仕上げると顔をひっかいても傷つけにくくなります。
赤ちゃんは手指をなめて遊ぶため、伸ばしたままだと雑菌が繁殖しやすいので、こまめに切ってください。また、あまり頻繁に顔をさわるようなら、顔にかゆみがある可能性もあります。一度受診するとよいでしょう。