赤ちゃんの口の中に白いものがついています。ミルクかすなのか、カビなのか見分けがつきません。(0ヵ月10日)

この時期の赤ちゃんは、母乳やミルクを飲む回数が多いので、ミルクかすがつくことはよくあります。ミルクかすであれば、湯ざましを飲ませたり、ガーゼでふくと取れるのですが、鵞口瘡(がこうそう)の場合は、無理に取ろうとしても取れないのが特徴です。
 鵞口瘡はカビの一種であるカンジダ菌に感染しておこる症状ですが、赤ちゃんの体に影響が出ることは少なく、体力がついてくると自然に治ることも多いようです。しかし、中には哺乳量が減ってしまう赤ちゃんもいます。このような場合は、薬剤を塗ると3~4日でよくなることが多いので、医師に相談してみてください。
 鵞口瘡は出産時に産道から感染したり、ママの手指や乳首、哺乳瓶から感染します。手をよく洗い、哺乳瓶や乳首はしっかり消毒することが大切です。