「イヤイヤ期」という言葉があります。
2歳前後になると、自立心が育ち反抗心も芽生えるなど、精神がめざましく発達します。この時期は、自分が使える範囲の言葉や表現でなんとか意思を伝えようとするあまり、「イヤイヤー!」と大きな声で長時間泣き続けることがあるようです。

また、時にはちょっとびっくりするような行動をとることもあります。自分の思い通りにいかなかったり気に入らないことがあると、床や壁に頭をゴンゴン打ちつけたり、泣きながら自分をぶったりすることがあるかもしれません。「これってウチだけ?」と思うママが多いのですが、実はこの年齢にはよくあることです。

では、どうしてこんなことをするのでしょうか。
思い通りにならない不満と、周囲の大人にわかってもらえない苛立ち、そしてなんでも思い通りにしたいという気持ちをまだうまく言い表せないことや、周りの大人に「どうしたの?」と気にかけてほしい、自分に注意を向けてほしいという気持ちの表れがこうした行動に向かわせるといわれます。

そんなお子さまの気持ちがわかっても、親としてはちょっと心配になりますね。こうした場合には周りの大人が心配しすぎるよりも、ゆったりかまえて接するのがコツ。かんしゃくを起こしている本人も、その最中になぜ自分が怒って泣いているのかわからなくなっていることも多いようです。

まわりが穏やかに接することで、お子さまも気持ちが徐々に落ち着いていきます。「わかっているよ、やりたいことがあったのね。でも痛くなっちゃうからそろそろやめようね」とできるだけゆったりと伝えましょう。言葉でのコミュニケーションがスムーズにとれるようになってくるとかんしゃくを起こしづらくなります。それまで少し「”ゆったり”がまえ」で見守ってくださいね。