秋バテは、夏の疲れがたまっているところに、秋口の朝晩の寒暖差や台風、長雨といった気候の変化により自律神経の変調を起こして体調を崩すことです。夏バテは暑さによるバテ、秋バテは温度差によるバテといわれています。
朝晩が少しずつ涼しくなってきた頃、夏バテのようなだるさや食欲不振、疲れがとれないなどの体調不良といった症状がしばらく続く場合は、秋バテかもしれません。
日中は暑くても、1日の中での気温差で体が冷えやすくなります。できるだけ冷たい食べ物や飲み物は控え、温かいメニューや、根菜類を取るとよいでしょう。ゆっくり噛むことで、胃腸の状態も整ってきますよ。また、夜はお風呂に入ることで体を温めるだけでなく、リラックス効果も得られます。眠りをよくするためにもゆっくり入浴し、腹部をきちんと温めるようにしましょう。そして、散歩やストレッチなどの適度な運動をすると、血行がよくなり自律神経のバランスも整います。無理のない範囲で自分の好きな運動を続け、よい睡眠に繋がるよう心がけるとよいですね。
パパやママは、ただでさえ育児や家事、仕事など多くのことに追われる毎日を送っています。夏の生活習慣を少しずつ秋仕様に変えていき、スキマ時間を上手く使って秋バテを予防しましょう。
参考HP:「秋バテ」ってどんな病気?対策は?(一般社団法人奈良県医師会)
https://nara.med.or.jp/for_residents/5793/