上の子の習い事や送迎などで、どうしても抱っこひもで過ごす時間が長くなってしまいます。子どもが長時間同じ体勢でいることで、血行不良や関節に負担がかかったりしないか心配です。暑い季節は、蒸れやあせもも気になります。(6カ月)

上のお子さまのつきそいで下のお子さまが抱っこひもで寝てしまったときなど、おろすべきか迷う場面もありますよね。抱っこひもを使用する際は、お持ちの抱っこひもの「使用上の注意」を確認していただき、目安時間を守るようにすることをお勧めします。やむをえず長時間になってしまったときは、抱っこひもからおろしてお膝に抱っこしたり、おむつ替えしたりなどして、こまめに休憩をはさんでお子さまの様子を確認できると安心ですね。

抱っこひもの使用後に、太ももやお腹に赤く跡が残る場合は、ベルトの調整を試してみてください。パパとママが共用したり、体型の違う人に預けたりする場合は、その都度調整を忘れないようにしましょう。

夏季の屋外や混雑する電車の中などでは、密着する分体は熱くなります。ひんやりグッズなどを使ったり通気性の良いメッシュタイプの抱っこひももありますので、蒸れが気になる方は、「セカンド抱っこひも」として選んでおくと安心かもしれません。また、ベビーカーと併用することも検討してみましょう。

参考HP
生活文化局消費生活部生活安全課
「抱っこひもからの転落に気を付けて!」リーフレットhttps://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/kyougikai/h26/press/documents/dakkohimoleafpress.pdf

抱っこひも安全協議会 各社「取扱い説明書」検索ページ
https://dakkohimo.jp/%e5%8f%96%e3%82%8a%e6%89%b1%e3%81%84%e8%aa%ac%e6%98%8e%e6%9b%b8/