歯が生えていませんが、離乳食を先に進めてよいでしょうか。(8ヵ月)

乳歯が生える時期には個人差がありますね。離乳食の間は歯が生えているかどうかは、影響はないといわれています。離乳食は、お子さまのお口の動きに合わせ進めましょう。準備した離乳食の硬さや大きさが食べづらそうであれば、お皿の上でつぶしたりおかゆに混ぜてとろみをプラスして調節しましょう。

7~8ヵ月頃の離乳食の硬さの目安は絹ごしのお豆腐くらいです。舌を前後上下に動かし上顎に押し当て潰して食べていきます。3回食に進むと、更に舌を左右に動かせるようになります。バナナくらいの硬さを目安にしましょう。歯ぐきでちぎって舌を回して上顎に押し当てて食べます。その頃になると、薄切り肉や加熱したお刺身を1切れスティック状にしたものも食べられるお子さまもいます。 

薄切り肉は繊維を断ち切るように細切りにして弱火でゆっくりと調理すると、やわらかく仕上がり食べやすくなります。お刺身のスティックは、テフロン加工のフライパンを使い少量のバターでソテーしてもよいですね。2歳頃になり奥歯も生えそろうと、いろいろなものが食べられるようになりますよ。