家族が魚嫌いなので、家では魚料理をほとんど作りません。子どもには食べさせたいと思いますが、どのように調理をしたらよいですか。(9ヵ月)

子どもは、未経験の食べ物を食べたがらない傾向があり、その結果、中には「食わず嫌い」になってしまう子もいます。そうならないためにも、小さい頃からいろいろな物を味わう機会を作ってあげることが大切です。

魚は骨や皮があるため調理しにくく、また加熱することでパサパサになるので、子どもには食べにくい食材ですね。

簡単に調理をするためにおすすめなのが、お刺身として売られている魚を加熱して与える方法です。骨や皮の処理もしてあるので、そのまま加熱して使えます。白身の刺身1切れが約10g、赤身の刺身1切れが約15gなので、目安量もわかりやすいでしょう。

その他にも、ツナや鮭の水煮缶や、骨や皮を取り除いたキューブ状に冷凍された魚などもあります。

これらの魚を、水溶き片栗粉やじゃがいもでとろみをつけるとパサパサ感がなくなり、食べやすくなります。少し味をつけたい場合は、ベビーフードのホワイトソースやポタージュなどに混ぜてもおいしく食べられます。