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「手をかけること」と「手をかけないこと」

2018年03月10日

子どもが生まれてから、家事の量が増えたと思いませんか?
相談員である自分の過去を振り返ると、夫婦二人のときは洗濯や掃除は週末のみで、仕事が忙しいと、夕飯は外食で済ませることも多々ありました。

でも、子どもが生まれると洗濯は毎日しないと追いつきません。三十数年前は、紙おむつより布おむつが一般的でしたし、衣類だけでなく、寝具やタオルなど、洗濯機を一日に2回以上まわす日々が始まりました。
相談員の中には、子どもが生まれたら水道の使用量が急に増えて、水漏れではないかと水道屋さんが確認に来たという人もいます。子どもが成人した今でも毎日洗濯する日々が続いているため、洗濯物の量を減らす工夫として、キッチンマットや玄関マットをなくしました。

アレルギー体質の相談員は、大掃除で埃をかぶると症状が悪化するため、毎朝の掃除はご主人が担当と分担を替えました。お風呂は掃除をした後に水滴を雑巾で拭きあげるようにしたところ、カビが生えなくなり、強力な洗剤を使う必要がなくなりました。

子どもの動きが活発になり目が離せないようになってからは、買い物に宅配サービスを利用するようにしました。価格は高めでも重い荷物を持ったり、店内を動き回る子どもを叱るイライラから解放されました。

数年前からは断捨離を続けています。たくさん持っていた書籍を整理したら、埃がつもる場所が減りました。衣類は何年も袖を通していないものを整理したら少ないスペースで収まるようになり、部屋を広く使えるようになっただけでなく、衣替えの必要もなくなりました。シーツや枕カバーは、今使っているものだけに絞ったため、洗って乾いたらベッドにセットします。大型の洗濯物を畳む手間が減りました。洋服はハンガーに掛けて干し、乾いたらたらそのままクローゼットにしまうことで「畳む」時間を最低限にしようと考えています。エンゼル110番にお電話をくださるママに「洗濯物を畳まなければいけませんか?畳むのが大嫌いなんです!」とおっしゃる方がいます。そうですよね。畳まないで、片付くシステムを作ってしまえばよいのです。

子どもが生まれ、家族が増えるたびにやらなければいけないことが増えます。そんなとき、完璧を目指さずに「手をかけること」と「手をかけないこと」を仕分ける習慣をつけると楽になれるのではないでしょうか。